
投資初心者で投資を始めようと思っているのだけど、NISAとつみたてNISAどっちが良い?
1年間の投資元本が40万円よりも多い場合は、どっちが良い?
どんな銘柄にどのように投資すれば良い?
こういった疑問に答えます。
【NISA vs. つみたてNISA】どっちがおすすめ?
投資を始めようと思っている、または始めたばかりの投資初心者は、NISAやつみたてNISAを検討し悩んでいる人も多いと思います。
今回は、NISAとつみたてNISAどっちがおすすめかだけでなく、おすすめ投資先・投資法もわかりやすく紹介していきます。
NISA と つみたてNISAの特徴を復習
NISA口座は開設してから5年間、1年当たり投資元本120万円に対する含み益が非課税になる口座です。

つみたてNISA口座は開設してから20年間、1年当たり投資元本40万円に対する含み益が非課税になる口座です。

NISA口座かつみたてNISA口座のどっちを開設するかを毎年選択できるのが特徴です。

NISA vs. つみたてNISA どっちがおすすめ?
NISA口座とつみたてNISA口座、どっちがおすすめかを検証します。
前提条件
●全世界株式に投資(過去50年間の平均リターン6.6%を使用)
●投資元本120万円で2021~2040年の20年間投資
●特定口座、NISA口座、つみたてNISA口座を比較(投資元本と期間を統一して比較)
①特定口座で120万円を20年間投資
②NISA口座で120万円を5年間投資後、特定口座で15年投資
③つみたてNISA口座で40万円、特定口座で80万円を20年間投資
検証結果

NISA口座の2021~2025年の5年間の含み益は45.2万円になり、節税額は9.2万円になりました。
つみたてNISA口座の2021~2040年の20年間の含み益は103.6万円になり、節税額は21.0万円になりました。
税引後手取り額は①367.7万円、②376.9万円、③388.7万円となりました。
投資元本が40万円以下であっても、40万円より多くても、つみたてNISA口座を活用するのが一番リターンが良くなることがわかりました。
NISAとつみたてNISAを検証した結果、節税効果が高く、リターンが高いつみたてNISAがおすすめです。
1年間の投資元本が40万円よりも多い場合はどうすれば良い?
1年間の投資元本が40万円より多くても、つみたてNISAは節税効果が高く、リターン高く、一番おすすめなことがわかりました。
1年間の投資元本が40万円より多い場合、どのように投資するのが良いでしょうか。
節税効果を高めるために、このような優先順位で投資するのがおすすめです。
①つみたてNISAで1年間の投資元本の満額40万円を投資する
②働いている場合、iDeCoで掛金の満額(サラリーマンの場合27.6万円)を投資する
③特定口座等で残りの余裕資金を投資する
つみたてNISAのおすすめ投資先・投資法は?
おすすめ証券会社
おすすめ投資先(ポートフォリオ)

おすすめ投資法
●余裕資金で投資する
●非課税期間20年間は売却しない
●毎年つみたてNISA口座を開設し投資する
●毎月積立額は自由に設定してOK
まとめ
1年間の投資元本が40万円以下であっても、40万円より多くても、節税効果が高く、リターンが高いつみたてNISAをおすすめします。
まずはつみたてNISAで1年間の投資元本の満額40万円を投資するのが一番の節税につながり、残り余裕資金でiDeCoや他の投資をすることをおすすめします。
長期投資をすればリターンを最大化できます。
投資を始めたら何が起こっても最低20年間は売らないようにすることで、明るく豊かな人生を築ける可能性が高くなります。
日本人みんなが投資を知り、勝てる投資をして、豊かな人生を送ることを願っています。
※いかなる内容も将来の運用成績・収益を保証するものではありません