アクティブファンド vs. インデックスファンド

投資

アクティブファンドとインデックスファンドの違い

アクティブファンド インデックスファンド
運用目的 独自に銘柄を選別して投資し、指数を上回る運用成果を目指す 特定の指数と同じ値動きを目指す
運用コスト 高い
(信託報酬1.0%~3.0%程度)
安い
(信託報酬0.1%~1.0%程度)
投資手法 集中投資
(投資銘柄数が少ない)
分散投資
(投資銘柄数が多い)
リスク 高い 低い
ファンドの種類 豊富 少ない

運用目的

アクティブファンドは、独自に銘柄を選別し指数を上回る運用成果を目指します。
指数とは、特定の商品群の値動きを表すものです。

インデックスファンドは、特定の指数と投資信託の値動きが同じになるような運用成果を目指します。
日本の代表的な株価指数としては日経平均株価やTOPIXなどがあり、アメリカの代表的な株価指数としてはダウ平均やS&P500などがあります。

例えば、日経平均株価と同じ値動きを目指すインデックスファンドであれば、日経平均株価が1%上がればインデックスファンドも同じように1%上がり、日経平均株価が1%下がればインデックスファンドも同じように1%下がります。

運用コスト

アクティブファンドを購入する場合、高い購入手数料とは別に信託報酬1.0%~3.0%程度と高くなります。
信託報酬とは、1年間の運用にかかるランニングコストです。

アクティブファンドは指数を上回る運用成果を目指すため「①投資先企業を調査する ②投資戦略を立てる ③運用をする」というサイクルをし続けないといけないため、人件費が高くなります。
投資先企業の経営状況が頻繁に変わるため、売買頻度が多く売買手数料も高くなります。
その運用コストがかかっても指数を上回る運用成果を出さなければなりません。

インデックスファンドを購入する場合、信託報酬0.1%~1.0%程度と安くなります。
最近では、購入手数料が無料(ノーロード)のファンドが多くなってきています。

インデックスファンドは特定の指数に連動する運用を目指すため、指数と同じ銘柄を組み入れるだけなので、ほとんど人件費がかかりません。
指数の銘柄構成がほとんど変わらないため、売買頻度が少なく売買手数料が安くなります。

リスク

アクティブファンドは投資銘柄数が少ないため、値動きの上下が大きくなります。
ファンドの調子の良い時は大きな利益が出ますが、調子の悪い時は大きく損失が出ます。

インデックスファンドは投資銘柄数が多いため、値動きの上下が小さくなります。
利益が出る時も損失が出る時も少なくなります。

アクティブファンドとインデックスファンドの勝率

vs
アクティブファンド vs. インデックスファンド インデックスの利回りが勝利した割合

分類名 比較指数名 1年 3年 5年 10年
日本株式
アクティブファンド
S&P 日本
500 指数
19.67% 38.78% 52.44% 61.11%
米国株式
アクティブファンド
S&P 500 74.77% 94.44% 84.38% 88.00%
世界株式
アクティブファンド
S&P グローバル 1200指数 64.55% 90.91% 90.41% 95.19%

出典:2018/3/21, S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス「SPIVA®日本スコアカード
※2017/12/29時点のデータ

長期(10年)で見ると、日本株式、米国株式、世界株式の全てにおいてインデックスの利回りの勝率が高くなっており、アクティブファンドがインデックスファンドに勝つことが非常に難しいことがわかります。

アクティブファンドの生存率

分類名 1年 3年 5年 10年
日本株式
アクティブファンド
95.73% 89.31% 77.71% 65.84%
米国株式
アクティブファンド
99.10% 91.11% 75.00% 56.00%
世界株式
アクティブファンド
93.65% 79.87% 69.18% 55.77%

出典:2018/3/21, S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス「SPIVA®日本スコアカード
※2017/12/29時点のデータ

長期(10年)で見ると、約半分のアクティブファンドが無くなっていることがわかります。
この統計上の結果から、アクティブファンドは長期投資には向かないことがわかります。

アクティブファンド vs. インデックスファンド 平均利回り

分類名 指数名 1年 3年(年率換算) 5年(年率換算) 10年(年率換算)
日本株式
アクティブファンド
  29.08% 12.37% 19.37%  4.61%
日本株式
インデックスファンド
S&P 日本
500 指数
21.49% 10.61% 18.33%  3.88%
米国株式
アクティブファンド
  11.23%  1.01% 11.89%  2.75%
米国株式
インデックスファンド
S&P 500 17.67%  9.12% 22.08%  8.59%
世界株式
アクティブファンド
  21.36%  4.79% 14.50%  2.23%
世界株式
インデックスファンド
S&P グローバル 1200指数 19.54%  7.91% 18.24%  5.75%

出典:2018/3/21, S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス「SPIVA®日本スコアカード
※2017/12/29時点のデータ

平均利回りは、日本のアクティブファンドのみインデックスファンドを上回っていることがわかります。

長期(10年)で見てみると上記6分類の平均利回り順位は、
1位 米国株式インデックスファンド
2位 世界株式インデックスファンド
3位 日本株式アクティブファンド
・・・
となっています。

まとめ

今までの統計を見るとインデックスファンドの方が勝率が高く平均利回りも高いため、株式の選定や売買の頻度が高いアクティブファンドは人件費や売買手数料などの経費分負けているのでは無いかと言われています。
このことから株式市場における全ての利用可能な情報は直ちに株価に反映されているという説(効率的市場仮説)が有力視されています。
最近では、人間が未来の株式の値動きを予測することは不可能ではないか考えられ、「アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない」と言われています。

インデックスファンドの中では、平均利回りの高い米国株式や世界株式の人気が高くなっており、その中でも世界経済を牽引している米国株式の平均利回りが一番良くなっているため、最近では米国株式インデックスファンドが人気となっています。

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