4%ルール(定率)が良いって聞くけどどうなの?
4%ルールのメリット・デメリットは?
こういった疑問に答えます。
【長期投資の出口戦略】4%定率取り崩し(4%ルール)がダメな3つの理由
4%定率取り崩しは、インデックス投資の名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』でも紹介されている最も有名な取り崩し方法の1つです。
4%定率取り崩しは人間の心理的、運用効率的におすすめできません。
今回は、長期投資の出口戦略である4%定率取り崩し(4%ルール)がダメな3つの理由をシミュレーション結果を使って紹介していきます。
取り崩し金額シミュレーションの前提条件
取り崩し期間:20年
投資元本:3000万円
ポートフォリオ:全世界株式(MSCI ACWI)50%、米国国債(5年)50%
※1996~2016年のデータを使用
理由①:毎年の取り崩し金額が大きく変動する
4%定率取り崩し(4%ルール)は、年によって取り崩し金額が少なすぎたり、多すぎたりすることがあります。
シミュレーション結果を見ると、104万円取り崩す年もあれば、160万円取り崩す年もあります。
取り崩し金額が少なすぎる場合、期待していた金額を受け取ることができず、その年は生活費を節約するなど工夫が必要になります。
取り崩し金額が多すぎる場合、期待以上の金額を受け取ることができますが、次の年にいくら受け取ることができるか心理的に不安になるため、全ての金額を使うことができません。
毎年の取り崩し金額が大きく変動すると心理的に不安になり、少なすぎても、多すぎても、本来使いたい金額を使うことができません。
理由②:運用効率が悪い
4%定率取り崩し(4%ルール)は、初めの数年の取り崩し金額が多すぎる場合、現金比率が高くなり運用効率が悪くなります。
シミュレーション結果のように、初めの5年間の取り崩し金額が120~160万円と多すぎる場合、運用効率が悪くなり、20年後の資産残高は4%定額取り崩しの場合2,753万円に対し、4%定率取り崩しの場合2,623万円となります。
多くの金額を取り崩したとしても、心理的に不安になり全ての金額を使うことができないので、貯金ばかりどんどん増えていき、生活は豊かになりません。
初めの数年の取り崩し金額が多すぎる場合、現金比率が高くなり、運用効率が悪くなり、最終的な資産残高は少なくなります。
理由③:取り崩し金額が年々少なくなる
4%定率取り崩し(4%ルール)は、初めの数年の取り崩し金額が多すぎる場合、運用効率が悪くなることにより資産残高が少なくなり、取り崩し金額が年々少なくなります。
シミュレーション結果のように、初めの11年間の取り崩し金額が多すぎる場合、12年目以降を見てわかるように毎年の取り崩し金額が120万円を下回ります。
初めの数年に多くの金額を取り崩したとしても、使いきれないばかりか運用効率が悪くなり、取り崩し金額が年々少なくなり、いつまでたっても豊かな生活を送ることができません。
まとめ
4%定率取り崩し(4%ルール)がダメな3つの理由
理由①:毎年の取り崩し金額が大きく変動する
理由②:運用効率が悪い
理由③:取り崩し金額が年々少なくなる
4%定率取り崩し(4%ルール)では、豊かな生活を送れないことがわかりました。
結局どうやって取り崩せば良いのか疑問に思う人は、『【長期投資の出口戦略】運用資産の取り崩し方法を解説』を見て頂けたら解決するのではないでしょうか。
日本人みんなが投資を知り、勝てる投資をして、豊かな人生を送ることを願っています。
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