証券会社の選び方

証券会社の選び方 投資

取引する証券会社(証券取引機関)によって資産運用の成果が大きく変わります。
どうせなら、一番良い証券会社を選んだ方が良いですね。

証券取引機関を選ぶ4つのポイント

信用

倒産する可能性が低く、管理体制がしっかりしているか。

投資商品

現在投資したい商品があるか。

取引手数料

現在投資したい商品の取引手数料が他と比べ安いか。

サービス

商品売買がしやすく、保持商品の確認がしやすく、ポイント投資ができ、困った時の対応がしっかりしているか。

5つの証券取引機関の特徴

ネット証券

店舗がなくインターネットで取引する証券会社で、自身の決断のもと取引する。
SBI証券、楽天証券 など。

総合証券

店舗を構えて対面で取引する証券会社で、証券アドバイザーと相談して取引する。
野村證券、大和証券 など。

銀行

銀行支店など対面で証券アドバイザーと相談して取引する。
三井住友銀行、みずほ銀行 など。

保険会社

保険会社など対面で証券アドバイザーと相談して取引する。
第一生命、明治安田生命 など。

IFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)

中立的な立場から証券取引のアドバイスをする、複数の証券会社や銀行の仲介をする証券アドバイザー。
店舗内で中立的な立場の証券アドバイザーと相談して取引する。

5つの証券取引機関のメリット・デメリット

信用 投資商品 取引手数料 サービス 総合評価
ネット証券 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆ 19点
総合証券 ★★★★★ ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆ 14点
銀行 ★★★★★ ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ 9点
保険会社 ★★★★★ ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ 9点
IFA ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★★ 16点

まとめ

証券取引機関のメリット・デメリットを見てわかるとおり、絶対に取引してはいけない証券取引機関は、総合証券、銀行、保険会社です。
その3機関にはノルマがあり、達成するために顧客を重視するのではなく利益を重視します。
顧客から手数料を多く取れる商品を販売するため、証券取引機関が得をし、顧客が損をします。

なるべく取引しない方が良い証券取引機関は、IFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)です。
中立的なアドバイスをしてくれる唯一の機関ですが、小さい規模の会社が多く、信用に欠けます。
取引手数料として、アドバイス料の他に金融商品の購入手数料に仲介料が上乗せされたりします。

絶対に取引すべきおすすめの証券取引機関は、ネット証券です。
唯一のデメリットは証券のアドバイスをしてくれる人がいないことですが、損する商品を紹介されるよりはましです。
証券のアドバイスが欲しかったら、中立的な立場である機関のホームページや個人投資家のブログに山ほど情報あるので、それを見れば良いと思います。

ネット証券の最大のメリットは取引手数料の安さです。
例えば、以下の取引手数料の場合、平均利回り2.0%の投資信託の100万円購入するとどうなるでしょうか。

購入手数料 運用手数料(年)
ネット証券 0.0% 1.5%
総合証券 2.0% 2.5%

5年後、10年後、20年後の評価額

購入直後 5年後 10年後 20年後
ネット証券 1,000,000円 1,025,251円 1,051,140円 1,104,896円
総合証券 980,000円 955,744円 932,088円 886,518円

1~2%の取引手数料の違いによって資産運用の成果が大きく変わることがわかります。
証券会社を選ぶ時は、手数料の安さを一番重視すると良いと思います。

ネット証券の中でも特におすすめの証券会社は、以下の2社です。
①楽天証券
②SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

日本人みんなが投資を知り、勝てる投資をして、豊かな生活を送れることを願っています。

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