【投資の超基本】長期投資・短期投資とは?

長期投資・短期投資とは 投資の超基本

「投資には興味あるけど、どうやって投資したら良いかわからない!」と思われる人も多いと思います。
投資の超基本の6つの投資手法を知れば、勝てる可能性がグッと上がります。
今回は、投資の超基本の6つの投資手法である、長期投資と短期投資、分散投資と集中投資、積立投資と一括投資のうち、長期投資短期投資について簡単に説明していきたいと思います。

長期投資とは?

長期投資とは、将来的に値上がりしそうな金融商品を購入し、長期間保有する投資手法です。
長期投資は短期投資の真逆の投資手法です。
購入時は将来的に値上がりしそうな金融商品を探すことを重視し、保有中は長期間売却しないことを重視します。
保有期間は購入してから売却するまで最短でも5年以上を長期投資とすることが多いです。
保有期間が長いため、金融商品の値が大きく上がったり下がったりすることもありますが、一喜一憂して売却することのないように我慢をする必要があります。

長期投資の売買例

長期投資
出典:Google「ファイナンス」

2万ドル(220万円)を原資にアマゾンの株式を1997年5月16日に購入し2020年1月10日に売却する場合 ※1ドル110円で計算

①1株1.73ドルで   11,560株 購入
②1株1,883.16ドルで 11,560株 売却

合計利益:21,749,330.8ドル (約24億円)

上記の例のように、株価の動向をチェックする必要もなく売買のタイミングを見計らう必要もないため、購入から売却まで長期間ほったらかしで良い簡単な手法です。
大きな損失を被るリスクが低く、長期間で大きなリターンを得ることできます。
投資学的に言うと、リスクが低く、リターンが高い投資手法です。

長期投資のメリット

  1. 購入から売却まで長期間ほったらかしで良いため、時間と手間がほとんど必要ない
  2. 長期的に見ると価格変動が小さいため、大きな損失を被るリスクが低い
  3. 売買する頻度が少ないため、コストがほとんど必要ない
  4. コストが低い分、リターンが高い

短期投資とは?

短期投資とは、値下がりした時に購入し、値上がりしたらすぐ売却する投資手法です。
短期投資は長期投資の真逆の投資手法です。
購入時は値上がりしそうな金融商品を探すことを重視し、売却時は高値のタイミングを探すことを重視します。
保有期間は購入してから売却するまで最長でも1年以内を短期投資とすることが多いです。

短期投資家として有名なのが、世界三大投資家の一人であるジョージ・ソロスです。
彼はイギリスで1992年9月16日に大量のポンド売りにより、一晩で10~20億ドル稼いだことで有名になりました。

短期投資にはデイトレードスイングトレードの2つの手法があります。
デイトレードとは、購入した金融商品を当日中に売却し翌日まで持ち越さない手法です。
スイングトレードとは、購入した金融商品を翌日からおおよそ1ヶ月以内に売却する手法です。
デイトレードとスイングトレードの違いは金融商品の保有期間だけです。

短期投資の売買例

短期投資
出典:Google「ファイナンス」

2万ドル(220万円)を原資にアマゾンの株式を2020年1月8日に最も効率的に売買する場合 ※1ドル110円で計算

①1株1,898.04ドルで 10株 購入
②1株1,903.90ドルで 10株 売却 利益:58.6ドル
③1株1,891.55ドルで 10株 購入
④1株1,903.99ドルで 10株 売却 利益:124.4ドル
⑤1株1,897.67ドルで 10株 購入
⑥1株1,905.58ドルで 10株 売却 利益:79.1ドル

合計利益:262.1ドル (28,831円)

上記の例のように、株価の動向を常にチェックしながらタイミングを見計らって売買する必要があり、非常に難しい手法です。
上手くいけば短期間で大きなリターンを得ることができますが、大きな損失を被るリスクが高く、長期的に見ると大きなリターンを得ることが非常に難しいと言えます。
投資学的に言うと、リスクが高く、リターンが低い投資手法です。

短期投資のメリット

  1. 価格変動が大きいため、短期間で大きな損失を被るリスクが高いが、上手くいけば大きなリターンを得る可能性もある
  2. リスクが高い分、ギャンブル性が高くスリルを感じることができる
  3. 短期間で売買を行うため、市場変化の悪化や業績悪化などの影響を受けにくい

まとめ

6つの投資手法である、長期投資と短期投資、分散投資と集中投資、積立投資と一括投資のうち、長期投資短期投資について知ることができました。

短期投資は手間や時間が必要で、リスクは高く、統計的に見ても投資家が一番重要視しているリターンが低いことがわかりました。
短期投資はギャンブル性が高くスリルを感じることができるかもしれませんが、デメリットの方が多く、損する可能性が高いのでおすすめはできません。

長期投資は手間や時間が必要なく、リスクは低く、統計的に見ても投資家が一番重要視しているリターンは高いことがわかりました。
長期投資はメリットの方が多く、『誰にとっても長期投資の方が良い!』と言えます。

アメリカの代表的な500銘柄の株式指数であるS&P 500を対象に、1940年以降に購入し15年以上長期保有した場合、現在までリターンがマイナスになることは一度も無く、全ての期間においてリターンがプラスになったことからも、長期投資の方が良いと言えるのではないでしょうか。

日本人みんなが投資を知り、勝てる投資をして、豊かな生活を送れることを願っています。

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