投資に回す余裕資金を増やすためにはどうすべきか?
投資を行うためには、余裕資金を確保しなければなりません。
余裕資金を増やすためには、収入を増やすか、支出を減らさなければなりません。
収入を増やすのは難しいですが、支出を減らすのは簡単です。
支出には、消費と浪費があります。
消費とは、人間が生活する上で無いと健康を害してしまうお金で、家賃、食費、医療費などがあります。
浪費とは、人間が生活する上で有っても無くても健康に影響の無いお金で、消費以外のお金のことです。
支出を減らすためには、浪費を減らさなければなりません。
今回は、浪費を減らす方法をご紹介します。
ステップ1 生活費を把握する
生活費を把握することで、必要以上の支出に気づくことができます。
生活費を把握するための方法を2つ紹介します。
① 家計簿をつける
家計簿の項目は少なめにするのがコツで、10項目以内にするのがおすすめです。
最近は様々なアプリがあり、アプリを使うと簡単に管理できます。
レシートの写真を撮ったら自動で項目に振り分けてくれるアプリや、クレジットカードの明細を読み込んで自動で項目に振り分けてくれるアプリなどあります。
おすすめの無料アプリは以下の2つです。
Moneytree ー クレジットカードの明細を自動で項目に振り分けてくれます。
クレジットカードの明細だけでなく、銀行口座の残高、証券口座の残高、現金の残高など全資産を1つのアプリで管理することができます。
家計簿おカネレコ ー あらかじめ設定しておいた項目を選び、自分で金額を入力する家計簿アプリで、簡単に入力を行うことができます。
主に現金を使う人におすすめです。
② 生活費を袋分けする
毎月月初にあらかじめ決めた予算額を家計簿の項目ごとの袋に入れ、1ヶ月間に袋のお金が無くならないようにやりくりをしていく方法です。
家計簿の項目は少なめにするのがコツで、10項目以内がおすすめです。
ルールさえ守れば生活費の予算がオーバーすることなく、必ずお金は貯まり、項目別に分けることで各項目の支出を把握することができます。
袋はクリアファイルを使うと、残金が見えやすいだけでなくレシートも入れやすいのでおすすめです。
ステップ2 固定費を削減する
固定費とは、毎月必ず発生する同額の生活費のことです。
固定費を見直す優先順位は以下のとおりです。
① 家賃、駐車場代、住宅ローン
借家に2年以上住んでいる場合、家賃や駐車場代を大家さんに交渉すれば安くしてもらえる可能性があります。
家賃や駐車場代が高い場合、近くの安い場所に引っ越しをするのもありです。
住宅ローンを組んでいる場合、組んだ時の金利が高い可能性がありますので、超低金利時代の現在なら住宅ローンの借り換えによって月々の支払いが安くなる可能性があります。
現在の住宅ローンの金利が低い場合、繰り上げ返済をせずに投資をすることをおすすめします。
繰り上げ返済をするよりも、投資をした方がよっぽどお金は増えます。
② 携帯電話代、インターネット代
最近の格安スマホは大手3社と同じぐらい電話が繋がりやすく通信速度が速くなってきていますので、携帯は格安スマホがおすすめです。
自宅に設置するインターネット(WiFi)は、携帯電話会社と提携している会社と契約すると安くなりますので、楽天モバイルと楽天ひかりなど格安スマホとインターネット(WiFi)をセットで契約するのがおすすめです。
③ 生命・医療・損害保険料
保険はどんな保障(補償)が必要かをしっかりと考えた上で、自分自身にとって必要最低限の保険に加入するのがおすすめです。
保険は楽天生命などネット系の方が安くなります。
④ 車のローン
車のローンの金利は一般的にかなり高いので、可能であれば繰り上げ返済するのがおすすめです。
繰り上げ返済が難しい場合、ローンの借り換えで安くなる場合もあります。
ステップ3 変動費を削減する
変動費とは、毎月変動する固定費以外の生活費のことです。
固定費の見直しでまだ余裕資金が足りない場合は、変動費も見直しましょう。
変動費を見直す優先順位は以下のとおりです。
① 電気・ガス代
電気・ガスの自由化により、電気・ガス会社以外の会社と契約できるようになりました。
楽天でんきなど、自分が契約している携帯電話会社と提携している電気・ガス会社と契約することで安くなることがあります。
② 食費
食材費を少なくするのはなかなか難しいが、外食やお酒などを週1回減らすだけで大きく食費を減らすことができます。
③ 交際費
外食や飲み会などお金のかかる交際費は回数を減らすのがおすすめです。
④ 趣味娯楽費
タバコ、ギャンブル、酒は健康にも悪いですし、お金のかかる趣味娯楽費は回数を減らすのがおすすめです。
まとめ
格安スマホ、インターネット(WiFi)、保険、電気、ガス、クレジットカード、銀行口座、証券会社を、楽天など同じ会社と契約すると、安くなったりポイントが貯まったり特典が多いのでおすすめです。
例えば、楽天モバイル(格安スマホ)、楽天ひかり、楽天生命、楽天でんき、楽天カード、楽天銀行、楽天証券の全てを契約した場合、毎月の料金が減額され、契約特典として数万ポイントがもらえ、楽天市場でのポイント還元率が通常の7.5倍に増え、そのポイントを使って支払いをすることもできます。
投資に回す余裕資金を増やすためには、生活費を把握し、固定費を削減し、それでも足りない場合は変動費を削減する必要があります。
余裕資金が増えれば増えるほど、投資の原資が増え、より多くのお金を産み出すことできます。
一緒にゆとりある生活を手に入れましょう!!