投資で勝つための心理学

投資で勝つための心理学 投資

株やFXでなぜ自分だけ負けるの?
毎日値動きをチェックせずにはいられないのだけど、どうしたら解消できるの?
勝つためにはどうすれば良いの?

こういった疑問に答えます。

投資で勝つための心理学

人の脳は投資に向いていません。
投資家が負ける心理的な理由を知り、その対策をすれば、投資で勝つことができるのではないでしょうか。

今回は、投資で勝つための心理学をわかりやすく紹介していきます。

投資家が負ける4つの心理的な理由

心理的な理由によって、人は投資でよく間違った行動をします。
あらかじめ、どのような時にどのような行動をするか知っておけば、どのような場面でも正しい投資判断をすることができるようになります。

それでは、投資家が負ける4つの心理的な理由をわかりやすく紹介していきます。

人は自信過剰になりがち

個人投資家通算運用成績
出典:Makoto Investment School「2018年個人投資家実績報告」

個人投資家のたった32%が勝ち68%が負けています。
インデックス投資家はプラスリターンの方が多いので、ほとんどのアクティブ投資家はマイナスリターンということになります。

プロの投資家が運用する米国株式のアクティブファンドの88%が市場平均に負けています。
プロの投資家でも市場平均に負けているのに、個人投資家が市場平均に勝てるのでしょうか。
出典:2018/3/21, S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス「SPIVA®日本スコアカード」


ほとんどのアクティブ投資家はマイナスリターンにもかかわらず、「自分だけは株価を予想することができ、市場平均に勝ち、プラスリターンを出せる」と固く信じ、自信過剰になっているということが言えます。

人はお金について大きく心が揺れる

コロナショック時の株価推移(S&P500)

人は大金を投資するほど大きく心が揺れます。
コロナショックで2020年2月から3月にかけて株価が20%以上下がった時、多くの人が正常な判断ができずに売ってしまい大損しましたが、2020年8月には元の水準に戻りました。

人はリターンがプラスとマイナスを行き来すると心の揺れが大きくなりますが、リターンがずっとプラスまたはマイナスの時は心の揺れが小さくなります。
投資を始めて数年はプラスとマイナスを行き来するので心の揺れが大きくなります。

人は損をすることを過剰に嫌う

行動経済学のプロスペクト理論では、損をすることは得をすることの2倍の心の揺れになると言われています。

コインゲームの例①
コインゲームがあり、参加するのも参加しないのも自由です。
参加できるのは1回だけです。
参加する場合、コインが表だったら100万円貰えますが、裏だったら50万円失います。
参加しない場合、無条件で20万円貰うことができます。
あなたならどうしますか?

参加する場合の期待値の計算方法
表が出て100万円貰える確率は1/2、裏が出て50万円失う確率は1/2です。
100万円×1/2-50万円×1/2=25万円
よって期待値は25万円となります。

参加すれば期待値は25万円にも関わらず、ほとんど人は参加せず20万円貰う方を選びます。
人は損をすることを嫌い、合理的な判断をせずにローリスク・ローリターンを好みます。

コインゲームの例②
コインゲームがあり、参加するのも参加しないのも自由です。
あなたは前のゲームですでに50万円損をしています。
参加できるのはあと1回だけです。
参加する場合、コインが表だったら100万円貰えますが、裏だったらさらに50万円失います。
参加しない場合、無条件で30万円貰うことができます。
あなたならどうしますか?

参加しなければ30万円貰えるにもかかわらず、ほとんどの人は期待値が25万円のゲームに参加する方を選びます。
人は損をしている時は取り返すために、合理的な判断をせずにハイリスク・ハイリターンなことでも積極的に挑戦します。

投資の場合、利益が出たらすぐ売り、損失が出ている間はずっと売らない傾向があります。

人は集団と同じ行動を取ろうとする

ITバブル時の株価推移(S&P500)

人はたとえ間違っていたとしても集団と同じ行動を取ろうとします。
ITバブルの時、多くの人が「他の投資家が株を買って大儲けしている」という理由だけで株を買い、バブル崩壊後は「他の投資家が株で大損している」という理由だけで株を売り、大損しました。

値上がりした時に売り、値下がりした時に買うことが投資で勝つ方法ですが、人は正反対の行動を取ります。

投資家が勝つための方法

投資家が負ける心理的な理由は4つあることがわかりました。

①人は自信過剰になりがち
②人はお金について大きく心が揺れる
③人は損をすることを過剰に嫌う
④人は集団と同じ行動を取ろうとする

これらの対策をすれば、投資で勝つことができます。

『人は自信過剰になりがち』の対策

100年間の株価推移(S&P500)

アクティブ投資家は負ける可能性の方が高く、市場平均に勝てる確率は約1割なので、アクティブ投資はやらないことをおすすめします。
過去100年間のS&P 500の株価推移を見ると、15年以上投資すれば95%の確率でプラスリターンになります。

市場平均に勝てないことを知り、市場平均に連動するインデックス投資をおすすめします。

『人はお金について大きく心が揺れる』の対策

生活防衛資金と余裕資金

人は大金を投資するほど大きく心が揺れます。
貯蓄を生活防衛資金と余裕資金に分けておき、余裕資金で投資すればリターンがプラスとマイナスを行き来しても心の揺れは大きくならず、正常な判断をすることができます。

心の揺れを小さくするために、余裕資金で投資することをおすすめします。

『人は損をすることを過剰に嫌う』の対策

リーマンショック時の株価推移(S&P500)

人は損することを過剰に嫌い、利益が出たらすぐ売る傾向があります。
統計的に売買頻度が高い人ほどパフォーマンスが悪いことがわかっています。
バイ&ホールド(買ったら売らないこと)をすることでパフォーマンスが良くなります。

リーマンショックの時、株価はどんどん下がっていきました。
「これ以上損をしたくない」と思ったほとんどの個人投資家とプロの投資家は株を売り、大損しました。
リーマンショック後に勝てたのは、ごく少数の株を売らなかった人達です。
リーマンショック前から売らずに持っていた人達は、現在株価が2倍以上になっています。

買ったら15年以上保有する長期投資をおすすめします。

『人は集団と同じ行動を取ろうとする』の対策

値上がりした時に売り、値下がりした時に買うことが投資で勝つ方法ですが、人は正反対の行動を取ります。
ITバブルの時のように他の投資家と同じ行動をしていたら投資で勝つことはできません。
自分の投資ルールをしっかり決め、機械的に投資をしていけば勝つことができます。

毎月積立投資し、長期投資するルールを機械的に実行し続けることをおすすめします。

まとめ

投資家が負ける心理的な理由は4つあることがわかりました。

①人は自信過剰になりがち
②人はお金について大きく心が揺れる
③人は損をすることを過剰に嫌う
④人は集団と同じ行動を取ろうとする

これらの対策をすれば、投資で勝つことができます。

投資家が勝つための5つの対策はこちらです。

①インデックス投資する(分散投資)
②余裕資金で投資する
③15年間以上売却しない(長期投資)
④毎月同額の積立購入する(積立投資)
⑤①~④のルールを機械的に実行し続ける

日本人みんなが投資を知り、勝てる投資をして、豊かな生活を送ることを願っています。

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